政党交付金は、どの政党がいくら受け取っているのか。
数字だけを見ると差は大きく見えますが、背景には配分ルールがあります。
2025年分の最新データをもとに、金額と仕組みを整理します。
最新データ(確定):2025年分の政党交付金は総額315億3652万円
総務省は2025年分の政党交付金について、政党別の配分額を決定しています。
まず押さえるポイント
- 政党交付金は政党(政党本部など)に交付される公費
- 議員個人の給料(歳費)とは別制度
- 配分は主に議員数と得票数で決まる
政党交付金はどの政党がいくら?【2025年分・総務省決定】出典:総務省(2025年4月1日決定)
※以下は「2025年分(2025/4/1決定)」の政党別配分額です。単位は万円表記(=1万円単位)に統一しています。
配分は「議席」などの基準で決まる
日本共産党が受け取らない理由
日本共産党は、政党交付金制度そのものに反対の立場を取り、制度開始以来受け取っていません。配分対象条件を満たしていても、交付を受けない方針を継続しています。
2025年分の政党別配分額一覧は以下の通りです。
| 政党 | 配分額(2025年分) | 総額に占める割合 | ひとこと整理 |
|---|---|---|---|
| 自由民主党 | 136億3952万円 | 43.25% | 議席規模が大きく、配分も最大 |
| 立憲民主党 | 81億7117万円 | 25.91% | 野党第1党規模で高水準 |
| 日本維新の会 | 32億0922万円 | 10.18% | 議席・得票に応じて大きめ |
| 公明党 | 26億4737万円 | 8.39% | 安定した議席規模 |
| 国民民主党 | 19億7924万円 | 6.28% | 中規模の配分 |
| れいわ新選組 | 9億1677万円 | 2.91% | 議席・得票に応じた配分 |
| 参政党 | 5億1668万円 | 1.64% | 交付対象を満たし配分あり |
| 社会民主党 | 2億8384万円 | 0.90% | 小規模だが配分あり |
| 日本保守党 | 1億7267万円 | 0.55% | 小規模の配分 |
| 日本共産党 | 受け取っていない | — | 制度に反対し不受領の方針 |
出典:総務省の決定内容をもとにした公表データ(集計記事)より作成。
参考:2025年分の政党交付金(政党別配分額)
なぜ政党ごとに差が出る?配分ルールは「議席×得票」の合わせ技
政党交付金は、総額のうち半分が「議員数(議席)」、もう半分が「得票」を軸に配分されます。
差が出る理由(ここだけ)
- 議席が多い政党ほど配分が増えやすい
- 得票が多い政党ほど配分が増えやすい
- つまり「議席+得票」の合算で差がつく
「政党のお金」と「議員個人」は別物
税金との関係:炎上しやすいのは「支給先」が混ざるから
「税金が政党に配られる」と聞くと、モヤッとしますよね。
ただし、ここで混同が起きやすいのがポイントです。
混ぜない(重要)
- 歳費:議員個人の給与(年収の中心)
- 秘書給与:秘書本人の給与(制度・雇用の枠)
- 政党交付金:政党に支給される公費(政党活動の枠)
まとめ:ランキングは結果|ルールを知ると数字の意味がクリアになる
政党別の配分額は差が大きく見えますが、背景にあるのは議席と得票に基づく配分ルールです。
まずは「誰に支給されるお金か(=政党)」を固定して理解すると、混乱が一気に減ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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