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1979年(21歳)の夏目雅子
夏目雅子さんが女優として成功してきた矢先にお父さん(小達宗一)さんがスキルス性胃癌で倒れ、手術を受けることになり、夏目雅子はその手術を一部始終最後まで見届けたといいます。
父の戦っている側で最後まで見守っていたかったに違いありません。
お父さん思いの優しい子だったと思います。
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1980年(22歳)の夏目雅子
- テレビ朝日系ドラマ「虹の冒険」でヒロインに初主演作品。
- NHKドラマ「ザ、商社」(全4話)のヒロインに抜擢。
- 同年東映画出演「ニ百三高地」公開。
テレビ朝日系ドラマ「虹の冒険」でヒロインに初主演作品
夏目雅子ドラマ「虹の冒険」はドラマ初主演作品です。
この作品で田中好子もキャンディーズ解散後ドラマ初出演で夏目雅子と田中好子とは実生活でも仲良くなり、その後、夏目に兄を紹介されて結婚しています。
だから、夏目は田中が義姉の関係になっています。
ザ・商社は実際に起きた事件を基に、日本の総合商社の苦闘と崩壊を描いた経済ドラマで1960年代、国内のほかの商社に遅れを取っていた総合商社・江坂産業をモデルとして描いています。
夏目雅子はヒロイン松山真紀の友人役にすぎなかったという。
それが一転してヒロインに抜擢されたのは、リハーサルに入る1週間前、初めて会った和田に夏目がふと
「あと10年、30歳になったら、このヒロインの役をやってみたいです」
と漏らしたのがきっかけだった。
この言葉に和田は
「役者にあしたはないんだよ。やりたいことはいまやりなさい! きみをヒロインに決める!」
とその場で独断したのだという。
夏目雅子の上半身裸のシーンですが、この裸のシーンが始まる前に、楽屋に和田氏を呼び雅子は
「上半身裸パット裸になりこんなものでいいですか?」
と訊いたと言う。
こんものでときたのは、彼女が自分の胸に自身がなかったようなことできいてきたのでしょう。
そこで和田氏の自叙伝は終わっていると言う。
著者としては夏目雅子に自身が無ければだれが自身持つのでしょうと言いたくなりますね!
夏目雅子はこのドラマで上半身裸のヌードシーンを演じています。
このドラマで「お嬢さん女優を脱したのか」、後に「鬼龍院花子の生涯」(1982年)の濡れ場の演技に繋がったのかも知れません。
このドラマで夏目雅子は「お嬢さん芸」から脱出できたのは事実だし、この演技で鬼龍院花子に繋がったともいえます。
この和田氏との出会いも夏目雅子の一つのターニングポイントになったと感じます。
同年東映画出演「ニ百三高地」公開
夏目雅子は映画トラック野郎に次いで東映映画2回目です。
明治時代にロシアと闘って大変な犠牲の上に勝利した戦争です。
この映画では、佐知(夏目)が反戦運動中に暴力を受けそれを助けた小賀(あおい輝彦)が助けて仲良くなる。
しばらくして夫婦の誓いをするが小賀(あおい)も出兵してしまい、佐知(夏目)ロシアに渡るが小賀は戦死してしまう。
佐知は小賀の後を継いで小学校の教師を引き継ぐのでした。
映画では夏目雅子の明治時代の凛とした美しさがいいです。
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