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1977年(19歳)の夏目雅子
- 1977年から8年間山口銀行の広告とに起用される。
- 同年カネボウ化粧品のCMに出演、芸名を夏目雅子に改名。
- TBSドラマ「すぐやる一家青春紀」出演。
- 映画「トラック野郎・男一匹桃次郎」出演。
- 映画「俺の空」デビュー。
1977年から8年間山口銀行のイメージキャラクターに広告とに起用される。
夏目雅子は1977年から8年間という長い期間山口銀行のイメージキャラクターとして広告に起用されてきましたが、夏目雅子が死去されて、自然に消滅したと思います。
現在のイメージキャラクターは元卓球選手の石川佳純(いしかわかすみ)さんが起用されています。
なお夏目雅子さんの当時のポスターは山口銀行下関本店の旧本館展示資料館に飾ってあります。
夏目雅子さんがどうしてイメージキャラクターに採用されたかは検索してもでてきませんでしたが、著者は、さわやかな健康的笑顔が、銀行のイメージに合うと判断されて採用になったと推測します。
当時の夏目雅子の爽やか、健康的笑顔が山口銀行のイメージキャラクターに採用されたポスターです。
同年カネボウ化粧品のCMに出演、芸名を夏目雅子に改名
チュニジアロケに参加していたのですが、実はこのロケ、もともとは、フランスの俳優・ジャン・ポール・ベルモンドさんがメインだったと言います。
夏目さんは添え物的なコンセプトのCMの撮影だったそうですが、海外ロケに出たとたん、ベルモンドさんがキャンセル。
そこで急遽、夏目さんがメインとなったのですが、田川さんがCM撮影の合間、浜辺でデッキチェアに座って休んでいた夏目さんに、
雅子ちゃん、ちょっとバスタオルを外してみてくれる?
と、声をかけると、夏目さんは、何のためらいもなく、バスタオルを取り、田川さんが向けるカメラに笑顔を見せたそうです。
後に田川清美氏は次のように述べています。
海外ロケについて行きたいと言うほど心配していたお母さんに、彼女は電話することもなく、あのシーンを引き受けた。ここまで多くの人が動いている現場で、自分1人がイヤと言ってもしょうがないと腹をくくっていました。
この時のCMディレクターが後の夫になる伊集院静です。
このoh!クッキーフェイスは英国人歌手のティナチャールズが歌うCM使用楽曲を夏目雅子がカバーしてCBSソニーから、歌手デビューしています。
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TBSの「すぐやる一家青春紀」夏目雅子初主演ドラマ
木下啓介が贈るヒューマン・コメディー「すぐやる一家青春紀」。
この物語は千葉県松戸市の実在する「すぐやる課」をモデルにして制作されたといいます。
当時まだカネボウ化粧品のポスターで人気を集めていた夏目雅子19歳が初出演した連続ドラマです。
ドラマは、新多摩市役所の「すぐやる課」で課長務める、小林圭樹さんを中心に長男秋野太作さん、長男高岡健二さん、三男吉田友樹さん、の他に同居人の小倉一郎さんの5人がウロウロ動き回って家の中は乱雑で大変、そんな所に小林さんが美人ヘルパーの夏目雅子を連れてきたもんで、家では夏目雅子をめぐって男たちの大乱闘が繰り広がるストーリーでコメディアンタッチの物語です。
1977年東宝映画「俺の空」で夏目雅子は映画がデビュー作
宮ひろ志とチューリップ組原作の同名劇画の映画化。
夏目雅子の映画初デビュー作品です。
夏目雅子がカネボウのモデルでそのポスターが貼るたびに盗めれることが起きて、知名度が一気に上がっていたときの一番初期の映画初出演の映画です。
財閥の後継者として、家の作法通り花嫁さがしの旅に立つ主人公が行く先々で、いろんな女性と遭遇して難題を解決していくストーリーになっています。
実は車を東京へ運ぶ途中の陸送屋して主人公の安田一平と会うぐらいで、あんまり出番がないのが残念ですね!
同年東映映画「トラック野郎・男一匹桃次郎」にも出演
映画「トラック野郎」の出演は、鈴木則文監督が夏目雅子のカネボウ化粧品のポスターを見て一目惚れして、ヒロインに抜擢されたそうです。
最初は「トラック野郎」は東映での人気で稼ぎ頭っため夏目雅子は新人のため反対があったそうですが、鈴木監督の強い希望で夏目雅子に決ったそうです。
でも、「トラック野郎」元々フレッシュな旬の人をマドンナに抜擢してきた経緯があり、見事に夏目雅子の出演した「トラック野郎」は大ヒットしたのです。
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1978年(20歳)の夏目雅子
- 1978年「西遊記」で三蔵法師役に決まる。
- 同年毎日横溝正史シリーズ「悪魔の手毬唄」で準主役。
1978年「西遊記」で三蔵法師役に決まる
夏目雅子の三蔵史法師法師役の美しさが話題になっています。
来日していたフランスの映画作家・クリス・マルケルさんは、「西遊記」の三蔵法師は夏目雅子の再放送を見て、「グレタ・ガルボ以来の美女だ!」と、夏目さんの美貌を熱烈に絶賛したといいます。
毎日横溝正史シリーズ「悪魔の手毬唄」で準主役。
夏目雅子演じる大空ゆかりは村出身の人気歌手になって帰ってきて歓迎されて歓迎会の夜には「ミネソタの卵売り」を歌っています。
「卵に黄身と白身がなけりゃお代はいらない、コッコッココッコ、コケッコー」とワンフレーズの歌声です。
横溝正史シリーズの推理小説映画は怖いものが多いですが、夏目雅子の美しい笑顔を見ていると安心感があります。
それだけスター性オーラ全開でこれだけでも見る価値があると思う作品です。
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