スポンサーリンク
1975年(28歳)の大原麗子
大原麗子はこの年にギラン・バレー症候群を発症
「ギランバレー症候群」とは、(筋肉をうごかす運動神経の障害で、急に手や足に力が入らなくなくなる病気。原因は、腸炎を引き起こすカンピロバクター菌などが体内に入った際、免疫のシステムが異常をきたし、神経を攻撃するためと考えられているのですが、完全には解明されていないそうです。)
そのため、当時出演中の連続ドラマ「新・坊っちゃん」と「冬の陽」は途中降板となり、芸能活動は休止しています。
- となりのとなり (1974年 – 1975年) – 桜井しずか 役
- 忍ぶ橋(1975年) – 中桐晶子 役
- 東芝日曜劇場 (TBS
- 第975回 吾は海の子 (1975年8月14日、MBS)
- 金曜ドラマ / 裏切りの明日 (1975年、TBS) – 佳代 役
- 新・坊っちゃん 第1話〜第5話(1975年、NHK) – マドンナ 役
新・坊っちゃん、当初マドンナ役として予定されていた大原麗子がギランバレー症候群のため降板し、急遽結城しのぶに交代されています。
入院中はファンの方々から沢山のお手紙や千羽鶴を頂いて涙があふれ出ていたと言います。
これに応えるには私は女優であるからいい芝居をして恩返ししたいと決意したといいます。
病気になる前は、3~4本ドラマを掛け持ちするのは当たり前で、2クールや1年続く連続ドラマに出演されていたのが、常に再発を心配するようになり、掛け持ちはおろか、単発のドラマを中心に出演されるようになったと言います。
こういう病気が分かってきたのですから、もっと健康に気を付けてできなかったのかと悔やまれます。
この辺で病気と向き合ってもらえたら、もっと違った人生になったと著者は本当に残念だと思います。
スポンサーリンク
1976年(29歳)の大原麗子
テレビドラマ「気まぐれ天使」再びで石立鉄男と大原麗子コンビが話題
脚本家松本ひろし、石立鉄男によるホームドラマ第6弾!
1976年の「気まぐれ天使」は石立鉄男と大原麗子は1話~13話までで、16話~43話までは酒井和歌子、森田健作、悠木千帆(樹木希林)、秋野暢子、坪田直子、山田吾一、横山道代、穂積隆信、など豪華メンバーが出演されています。
- 絣の花 (1976年) – 奈美恵 役
- 東芝日曜劇場 (TBS)第1040回 ひとり (1976年11月14日、HBC)
- かげろうの家 (1976年、NTV) – 高林和子 役
- 気まぐれ天使 第1〜13話 (1976年、NTV) – 大隅妙子 役
- 前略おふくろ様 第2シリーズ (1976年、NTV) – 大原麗子(本人役)
大原麗子さんは13話で終わりになっていますが、ギランバレー症候群の病気のあとドラマを1サイクルと決めていたそうです。
長い期間を続けてやるのを体の負担がかかるのを避けていたと思います。
大原麗子さんは13話で降板になります。
そのあと16話から43話までヒロインになるのが、酒井和歌子さんです。
酒井さんと言うと著者のイメージだと加山雄三さんの若大将シリーズを思い出します。
でも、この「気まぐれ天使」ではカッコいい綺麗な女性に変身して、石立鉄男さんや森田健作とのからみがとても見ごたえがあります。