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1983年(36歳)の大原麗子
この年もいろんなドラマに出演されています。
そんな中で、高倉健さんと共演された「居酒屋兆治」が大原さんの美しい姿が印象的でいいと思います。
- 第1361回 冬の置き土産 9(1983年1月30日)
- 松本清張の喪失 (1983年2月17日) – 桑島あさ子 役
- 擬装結婚 (1983年、MBS) – 小早川良美 役
- ペシャ西武スル / 離婚・ぼくんちの場合 (1983年5月20日、TBS)
- 日立テレビシティ / 決定版! 蒲田行進曲 前編・後編(1983年6月22日・6月29日、TBS) – 小夏 役
- わたしの名は女です (1983年、NHK)
- ドラマシティ’93 / 愛よ眠らないで (1993年1月23日、FBS)
- ドラマスペシャル / 最後の同窓会 (1993年4月4日、TBS)
- if もしも 第17回「人生ゲーム 残された2通の遺言状」(1993年9月2日、CX)
- 喜劇 黄綬褒章 (1973年、東宝) – チエ 役
- セカンド・ラブ (1983年、東映) – 日向一実 役
- 居酒屋兆治 (1983年、東宝) – 神谷さよ 役
映画「居酒屋兆治」大原麗子が尊敬する高倉健さんの恋人役を演じています。
この映画では、大原さんが結婚されて子供もいるのに昔の恋人高倉さんを忘れられなくて、心の中はいつも英治(高倉健)の気持ちがあり、思い余りさまよってうつ病状態になり家を飛び出し酒に溺れ、最後は体を壊してしまいます。
「居酒屋兆治」では、網走番外地で高倉健さんとよくタッグを組む田中邦衛、伊丹十三、高倉健の奥さんに、加藤登紀子、小松政夫、平田満、左トン平、池部良、武田鉄也などベテランぞろいです。
やはり目を引くのは大原麗子の美しさではないでしょうか。
こんな妖艶の美しさを持った女優さんはいないと思います。
最後は、思うようにいかない現実から逃避するように酒におぼれ体がむしばれて壊して亡くなってしまいます。
そして英治(高倉健)に発見され抱きかかえられます。
好きな人に抱けれてやっと切ない恋が実った瞬間だと思います。
TBSドラマ「鎌田行進曲」に出演。
映画版は深作欣二監督により映画化もされたています。
小夏役、松坂慶子、銀四郎は風間杜夫、ヤスには平田満さんです。
つかこうへい原作、脚本・演出・キャスティングで実現した作品。
主演の小夏役には大原麗子、銀四郎とヤスには沖雅也と柄本明という当時としては異色の顔合わせとなっています。
「鎌田行進曲」映画版が先にできたためにそのイメージが付いていたため、テレビ版はキャラも変えてあるから、しっくりこないようです。
一番変わっているヤスを変えてあるのに銀四郎役沖雅也のが粗末に見えたとか。
沖雅也さんは1983年6月28日に京王プラザホテルから飛び降り自殺しています。
享年31歳。ご冥福をお祈り申し上げます。
身長が高く、ハンサムで仕事熱心と言われています。
つかこうへい氏はその姿を見て銀四郎役に抜擢したそうです。
将来素晴らしい俳優さんになれたと思います。残念です。
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1984年(37歳)の大原麗子
この年に大原麗子さんと森進一さんは離婚されています。
大原さんと森さんのわずか4年半で離婚にしました。
大原さんは森さんのデビュー当時からの知り合いだそうですが、大原さんが、ギランバレー症候群で入院している時お見舞いに行っています。
その後、渡瀬さんの離婚後親しくなり、結婚されています。
離婚原因は?
森さんは、家庭に入って守ってほしい、そんなことを大原さんに話したようです。
大原さんは、努力すると言われたそうです。
大原さんに、家庭に入って、旦那さんを支えててほしい。
この言葉は渡瀬さんのお母さんが述べた言葉と一緒です。
大原さんは、何とかなると思っていたんじゃないでしょうか。
そこは女心、恋に燃えていると気持ちで進んでしまったと推測します。
でも結局離婚になりました。
大原さんは家庭に男が2人いたと言っています。
大原さんの弟の大原正光さんが、雑誌のインタビューで告白しています。
大原が亡くなった後、その真相をメディアで告白したのが、実弟だった。同氏の告白によれば、大原は結婚2年目に妊娠。しかし「ドラマ出演中に途中降板はできない」として、中絶したというのである。その事実は森に伝えられなかったという。
正光は産むように勧めましたといいます。
でも姉は、ドラマに出演中で途中降板できない、迷惑をかけてしまう、と。
私は、森さんが子どもを欲しがっていることを知っていたので説得したんですが、姉は聞かなかったといいます。
一度は結婚に失敗しましたが、やはり女性として結婚生活に未練があり結婚したのだとと思います。お子さんを宿しましたが、仕事の方を選ばれましたのです。
大原さんは、女優と呼ばれるのを嫌ったといいます。
女優は演技だけではなく容姿も見られるから、私は演技の方で評価されたいと言っています。
もう職人気質だと思います。
「男はつらいよ寅次郎真実一路」でマドンナ役2回目の出演
大原麗子が出ている、「男はつらいよ」も私は大好きな映画です。
何回もビデオ借りて今でも見ています。
日本人の心情に訴えるものがありますから身近に感じて共感が得られていると思います。
男はつらいよも離婚されての出演です。
そして人妻役でつらいんじゃないかと想像しますが、そこは大女優、切ない悲しい淡い姿の演技が素晴らしいと思います。
大原さんの出ている寅さんシリーズは何回も見てしまします。
大原さんが寅さんシリーズの中でマドンナが一番だと思います。
東宝映画「おはん」で吉永小百合と共演。
日本代表する二人の女優が共演されていると凄いです。
映画では石坂浩二さんの元女房演じる「おはん」に吉永小百合さん、そして石坂さんと同居する芸者に大原麗子さん
昭和が時代が生んだ2代スターとそこに石坂浩二との豪華な共演。
そして何より美しい二人の着物姿にも見ごたえがあります。
テレビドラマ「序の舞」で大原麗子主演。
「新春ドラマスペシャルテレビ朝日製作。
原作は宮尾登美子の『序の舞』。
実在人物で女流絵師である上村松園の半生をモデルに京都を舞台に、日本画を描く事に情熱を燃やした女性の愛の遍歴を描いている作品。
1948年に女性として初めての文化勲章を受章。
息子に日本画家の上村松篁。
自身の恋多き故に女の情念を燃やし尽くして、全てを絵画にぶつけようとする女性を描いていたといいます。
大原麗子さんも芸では妥協を許さない性格ようでした、もらっ台本を自分で書き直したと言われるぐらい、こだわりを持っていたと言います。
あんまりやりすぎてやりずらい女優とイメージがついて敬遠されるまでなってしまったのは残念です。
芯の強さ、うつくしさ、そして波乱の人生今は亡き大原麗子さんのようだと思います。
- 男はつらいよ 寅次郎真実一路 (1984年) – 富永ふじ子 役
- おはん (1984年、東宝) – おかよ 役
- 新春ドラマスペシャル / 序の舞 (1984年1月2日、ANB)
- くれない族の反乱 (1984年、TBS) – 中野和子 役
- 優しい関係 (1984年、TBS)
- 第1414回 恋愛ゲーム (1984年2月12日)